クロスコンタミネーション(交叉汚染)防止のために
- 2016/07/29
- 遠心分離機ゼミ
クロスコンタミネーション(交叉汚染)とは、工程や製造する製品が2つある場合に1つの製品が異なる製品の製造過程での汚染源になることです。
具体的には、2つの製品を作る為に1つの機械を用いた場合、1つ目の製品が機械内に残っていたまま2つ目の製品を製造してしまい、2つ目の製品に1つ目の製品が混ざって異物混入になる場合です。
医薬品、化学品、食品、電子材料などあらゆる製造施設において、製造過程でのクロスコンタミネーション(交叉汚染)を防止することが重要です。
クロスコンタミネーション(交叉汚染)の防止のためには
①製造する製品によって遠心分離機を使い分ける。
②1つの遠心分離機で多種の製品を製造する場合、洗浄性を高めて洗浄残しがないようにする。
松本機械グループでは洗浄性を重視したオプション、仕様をご用意しております。
洗浄しやすくするために…
①ケーシングが90°までフルオープン
機械の中に入って洗浄作業する場合に洗浄し易く、洗浄確認が簡単です。また、90°までしっかりと開くので中の作業員の方も安全です。
②バスケットリフトアップ機構
バスケットが上がることによって、ケーシング内部及びバスケット底の 洗浄が容易に出来、オペレーターの負担軽減並びに品質向上に貢献致します。
③ケーシング鏡板仕上げ
ケーシングに丸みを持たせることで、角に製品が残りにくくなり、洗浄をスムーズに行うことができます。
その他、松本機械独自の洗浄を重視したオプションを多数ご用意しております。
詳しくはお問い合わせ、ご相談くださいませ。