【繊維製品を脱水して綺麗に取り出したい】KMβ

繊維脱水

繊維製品を綺麗に取り出したい

繊維メーカーのT社様の「繊維の脱水を行い、ロール状の繊維を脱水機から綺麗に取り出したい」とのご相談から繊維製品を形状や種類に合わせて脱水し、製品を綺麗に取り出しやすい遠心分離機ご提案いたしました。

当社の遠心分離機をお使いいただいた結果、製品に合わせた脱水と取り出し方法の確立により、綺麗に繊維製品を取り出すことが可能となり繊維製品のクオリティを高め、廃棄量を大幅に削減することができました。

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ご提案した繊維脱水用 遠心分離機KMβ

【POINT】脱水する製品に合わせたスピード調整機能

既設の脱水機はスリップ式で回転数も一定であったため、脱水する製品に合わせた脱水力(遠心力)や脱水の時間をコントロールすることができませんでした。

そこで、回転数を変更して様々な種類の繊維製品に対応できるようINV(インバーター)方式を採用しました

【POINT】製品を取り出しやすい特殊設計

当社にお問合せをいただく前にお使いの既設の脱水機では脱水後の繊維の取り出し口が狭く、製品を綺麗に取り出すことができず廃棄しなければけない製品が多かったため、当社では製品の廃棄率を下げるために繊維をロール状でも簡単に取り出ししやすいようにバスケットカバー上面全体が大きく開く仕様にし、脱水袋ごと製品を取り出せるようにしました。

また、ロール状の繊維製品をより簡単に取り出ししやすいように天蓋を通常よりも大きく設計しました。

【POINT】脱水したい製品によって変更できるようにしたパイプ

給液方向や位置によっても繊維の形状がかわるため、センターチャージかつサイドチャージもできる仕様としました。

また将来的にサイドから一口エルボー等で給液できるようにしました。

【POINT】脱水しやすいように計算された特殊形状

センターチャージの際にはバスケット底よりも上部から繊維がつくように、主軸ナットに傘をつけられるよう主軸ナットを特殊形状にしました。

【POINT】納得がいくまで脱水テストを実施

回転数や脱水時間、給液角度によって製品の良し悪しが変わるので、当社のテスト機で何度も脱水テストを行いました。

ご納得いただくまで脱水テストを行い、お悩み事を解決するための打ち合わせを重ねた上で最適な仕様をご提案させていただきました。

 納入企業様

繊維メーカーのT社様

1繊維脱水

納入遠心分離機

KM 小 small


 

機種別、業種別納入事例まとめ


 

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